歯科技工所KDLブログ
「ものづくり補助金」が採択され追加の設備投資が決定しました。
(2019年7月1日 12:00 PM更新)
平成30年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」に採択されました。
これにより、CAD/CAMや3Dプリンターのデジタル技工設備のさらなる増設を行うことが決定しました。国からの補助金が正式に決まりましたので、設備投資のコストを抑えることができ、より高品質で低価格な技工サービスを提供できると思います。
今回の予算で追加する予定の設備は次の通りです。
歯科CAD/CAM機 「Roland DWX-52DCi」
連続運転を実現するディスクチェンジャー
材料を自動交換するディスクチェンジャーを搭載。最大6個までのアダプターを取り付け可能で、さらに材料に応じてエアー量を自動で切り替えられるため、多様な材料を連続加工できます。ディスクチェンジャーユニットと加工エリアは独立しているため、加工中でもアダプターのセット・交換が可能で、機械の停止・待機時間を最小限に抑え、製作プロセスを大幅に効率化し、生産性をさらに向上することができます。
- 連続運転を実現するディスクチェンジャー
- 15本オートツールチェンジャー(ATC)
- 同時5軸制御とボールネジによる高品質な加工
ジルコニアシンタリングファーネス「ZirMaster3500」
- φ98.5mmのジルコニアプレートの焼結が可能に
- 20ステップ数でどんな材料にも適用可能なプログラム
- 100コースのプログラム容量。材料・焼成本数毎にプログラムが登録可能。
- SDカード搭載により、焼成データーを本体に取込可能。
- 新しいジルコニアデータをメーカーHPよりSDカードにダウンロードし取込可能。
- 新しいプログラムをメーカーHPからダウンロードし、本体のVer UPが可能。
- 日本製
ソフトコバルト専用ファーネス「WELL-BURN(ウェルバーン)」
ローランドのCAM機で金属もデジタル技工が可能になりました。
CAM用のソフトメタル専用ファーネスです。
- 高精度をもたらす焼成プログラム
- 登録されている15のプログラムをユーザーが選択し、適切な条件で焼成をおこないます。
- 配置するのに十分な焼成スペース
- 特徴的な焼成ボールを有し、最大直径100mm、厚み22mmのディスクをそのままおいて焼成することもできます。
3Dプリンター「Formlabs Form2」
高精細造形が可能なSLA方式
DLP(プロジェクター)方式と違い高解像度で造形が可能なレーザーを使って硬化させるSLA方式。
カートリッジシステムによる自動充填
センサーにより樹脂タンク内の材料を自動で充填。継ぎ足しの手間がかかりません。
歯科分野における3Dプリンター三大用途の全てを網羅
3Dプリンターが活用される代表的な3つの用途「模型制作」「フレームワーク」「サージカルガイド」その全てをこの1台で行うことができます。
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